投資におけるポートフォリオ

  • 2019.6.29

長期的な機関で投資をするには漠然と金融商品を
購入するのではなく、金融商品のリスクとリターンから
分類分けしてバランスを考慮して保つことが重要です。

金融商品は株式、不動産、債券など様々な種類があり
国が異なればリスクとリターンも異なります。
例えば日本で預金をしていても、ほとんどリターンは
ありませんがアメリカだと2%前後、つきます。
ただし外貨で保有して日本円に戻す場合は為替差損の
リスクがあります。

投資する前にどのような投資をするかスタンスを決めて
ポートフォリオを組んでいきます。
保守的に投資するのであれば安定した国内債券の
割合が多くなりますし、積極的な姿勢で投資する場合
米国株や新興国通貨などリスクの高いものを選んで
いくことになります。

ポートフォリオの組み方

投資を始めたばかりのときは金融商品の値動きの
値幅や配当の利回りの平均値など相場観をつかむことが
必要になりますので、まずはリスクの低い国内債券を
中心に少し利回りの高い国内株式を加えていくのが
1つの方法です。
【投資初心者時のポートフォリオ例】
 ・ 国内債券80%
 ・ 国内株式20%

投資に慣れてきて余力が増えてくると国内株式の割合を
増やしたり、その他の金融商品に目を向けることです。
例えば不動産や海外債券や海外株式などに
拡張していくとリスクは増しますがリターンも
増えてきます。
【慣れてきた時のポートフォリオ例】
 ・ 国内債券20%
 ・ 国内株式50%
 ・ 海外株式20%
 ・ 不動産 10%

ETFの活用

ポートフォリオを組んで投資をしようとしても
不動産を購入しようとすると~千万円が必要になり
購入できなかったり、海外の金融商品を購入したり
しようとすると手続きや資金移動が手間だったりと
障壁がありますので、ETF(上場投資信託)を
活用すると手間が省けます。

ETFは証券会社に口座開設するだけで投資することが
できます。例えば不動産の投資信託はREITと呼ばれ
購入することで賃料の代わりに分配金が支払われます。

海外の株式などの金融商品に関してもETFを
購入することで配当の代わりに分配金が支払われます。

まとめ

投資を始めたばかりの頃は気になった株を買ってみたり
色々な金融商品を闇雲に購入してしまうことに
なりがちですが、自分の投資スタイルから大まかにでも
ポートフォリオを組んでみて投資することで自然に
自分のスタイルの分散投資をしてリスク回避することが
できます。またポートフォリオを組んで
投資してみることで現状のリスクとリターンを見直して
改善することもできます。

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