2019年8月第3週 株式&為替の状況

  • 2019.8.24

株式&為替

2019年8月19日~8月23日の日本株と為替の状況をまとめます。

日経平均株価

 ・ 高値:20,731円
 ・ 安値:20,482円
 ・ 値幅:249円(高値-安値)
 ・ 始値:20,590円
 ・ 終値:20,710円
 ・ 変動:-120円(終値-始値)

為替(米ドル)

  ・ 高値:106.734円
 ・ 安値:105.254円
 ・ 値幅:1.480円(高値-安値)
 ・ 始値:106.303円
 ・ 終値:105.333円
 ・ 変動:-0.970円(終値-始値)

今週の状況

今週は株価、為替ともにゆるやかな値動きでした。
メディアで日韓のGSOMIAの破棄が大々的に報道され
注目を集めていましたが金融市場に対する影響は
大きくありませんでした。

株価は徐々に上昇して、為替は円安方向に進んで
いましたが23日にトランプ大統領から中国に対する
追加関税について9月1日に課す予定の割合を10%から
15%に引き上げると発表しました。さらにすでに25%の
関税をかけている製品に対しても10月1日に30%に
引き上げることも同時に発表しています。
さらにアメリカ企業に中国から撤退するように
求めることも発表しています。
中国政府がアメリカが制裁の第4弾に対して報復関税を
かけると発表した対抗措置となります。

この対抗措置を嫌気して米国の株式市場は大幅に
下落しました。前日から623ドルの株安となりました。
26,000ドル台に戻していたNYダウが25,000ドル台に
再び押し下げられました。

為替についてもドル円が大幅に円高に進みました。
1日で1円以上の円高が進み105円前半まで
割込みました。

来週の見通し

来週の日経平均株価は23日のアメリカの株価の下落を
引き継いで大幅に下落する見込みです。伴って為替も
引き続き円高方向に進むかもしれません。
株価は20,000円、為替は105円を節目として、割込むと
下落に勢いがつきそうです。

8月24日~26日の日程でフランスにてG7首脳会議が
開催されます。そこで再び解決の道筋が示唆されれば
今回の関税の決定に撤回されるかもしれません。
G7の結果についても金融市場の注目度は高そうです。

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