株式&為替
2019年8月5日~8月9日の日本株と為替の状況をまとめます。
日経平均株価
・ 高値:20,941円
・ 安値:20,110円
・ 値幅:831円(高値-安値)
・ 始値:20,909円
・ 終値:20,684円
・ 変動:-225円(終値-始値)
為替(米ドル)
・ 高値:107.092円
・ 安値:105.268円
・ 値幅:1.824円(高値-安値)
・ 始値:106.540円
・ 終値:105.649円
・ 変動:-0.891円(終値-始値)
今週の状況
週明けは株価の大幅な下落、為替の円高の進行で
始まりました。日経平均株価は節目の20,000円に
近づきましたが割込みはしませんでした。値幅こそ
800円を超えましたが週の半ばを境に少しずつ値を戻し
20,700円弱で終えました。為替についても日経平均と
似た値動きをして週明けから円高が進みました。
為替は週末にNYダウと、ともに円高が進み105円台の
前半まで動きました。
米中貿易摩擦が今週も進行しています。追加関税を
発動の宣言に対して中国側は米国の農産物を輸入しない
対応措置を取り、加えて為替レートを人民元安に
促しました。この人民元安の誘導を受けて
トランプ大統領は中国を為替操作国に指定しました。
→ 参考記事
金融市場には影響していませんが北朝鮮が飛翔体を
数回、繰り返し発射していることも懸念されます。
トランプ大統領はこの件を容認しており金正恩委員長と
関係悪化しておらず、制裁解除に関する協議を再開する
可能性も出てきています。
来週の見通し
来週は月曜日が日本の祝日なので株式市場は休場です。
お盆になりますので日本の市場は閑散としそうです。
ただ市場参加者が少ないと年初のように為替が一気に
走ることがあり得ます。昨年の8月10日には高金利な
通貨で有名なトルコリラが8分間の間に7%もリラ安が
進みました。
今は様々な貿易問題が顕在化してきましたので来週は
ドル円に大きな値動きが出るかもしれません。方向性は
円高ドル安になりそうです。週末に円高が進んで
いましたのでフラッシュクラッシュ時の104円台まで
進んでくるかもしれません。
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