株式投資をするときに銘柄を選ぶときの代表的な指標の
1つにPER(株価収益率)というものがあります。
PERは1株あたりの利益1円に対する株価で単位は
「倍」です。計算式としては株価を1株あたり利益で
割った数字になります。
PER = 株価 ÷ 1株あたり利益
PERの使い方
PERは株価を表示しているウェブサイトで各銘柄ごとに
計算されていることが、ほとんどであるほどメジャーな
指標です。
PERは値が低いほど良い銘柄といえます。
1つずつの銘柄でPERが低いものを探してもいいのですが
業界によってビジネスモデルが異なりますので同じ
業界のPERの平均よりも低いかどうかという視点が
有効であるといえます。
例えば金融機関のPERの平均は10~12倍ほどです。
投資企画で採用している銘柄の8411:みずほFGは
PERが8.5倍で金融機関の中では平均を上回る利益に
対する株価が割安であると判断できます。
このように、まずは投資する業界を定めてPERの
平均を計算して投資したい銘柄が平均と比べて
どうかを確認することを銘柄選びの手順の1つに
加えてみるのも1つの方法です。
株式には多くの指標がありますが多くの人が見ている
指標はそれだけ意識されやすい数字でもあります。
投資を開始する前に代表的な指標で異常値を示して
いないかどうか確認するだけでも損失を防ぐことに
つながります。
この記事へのコメントはありません。