株式&為替

2019年８月26日～８月30日の日本株と為替の状況をまとめます。

日経平均株価

　・　高値：20,748円
　・　安値：20,173円
　・　値幅：575円（高値－安値）
　・　始値：20,325円
　・　終値：20,704円
　・　変動：+379円（終値－始値）

為替（米ドル）

　 ・　高値：106.680円
　・　安値：104.447円
　・　値幅：2.233円（高値－安値）
　・　始値：104.797円
　・　終値：106.268円
　・　変動：+1.471円（終値－始値）

今週の状況

今週は週明けから為替が大きく動きました。ドル円で
１ドル104円台を付けました。このレートは今年の
１月に付けた以来の円高になります。その日を底値で
徐々に円安方向に進んでいます。日経平均株価と
アメリカのNYダウも連動して日ごとに上昇しています。

株、為替ともに底を打って反発したようですが７月末の
株価、為替の水準までは遠いです。米中貿易摩擦や
イギリスのEU離脱問題など多くの国際問題が顕在化して
きましたので、もとの水準まで戻る可能性は高く
なさそうです。

今週、開かれたG7にてトランプ大統領から中国と
貿易協議を再開すると発表がありましたので当面は
上昇の見込みですが、トランプ大統領の発言は影響力が
強く突発的なことが多いので、いつ下降に向かうかは
分かりません。引き続き注意が必要です。

来週の見通し

来週から９月に入りますので８月の下落を徐々に
取り戻してくるかもしれません。月足で下向きの
三角保ち合いを作っていますので上値は重そうです。
今後の上値としては110円くらいまでは上げていくかも
しれませんが、すぐに到達することはなさそうです。

来週は９月の第１週ですので重要な経済指標の発表が
多くあります。この結果で相場の方向性が
決まってくるかもしれません。

　・　９/３（火）　23:00　ＩＳＭ製造業景況指数
　・　９/５（木）　21:15　ＡＤＰ雇用統計 [前月比]
　・　９/５（木）　23:00　ＩＳＭ非製造業景況指数（総合）
　・　９/６（金）　21:30　非農業部門雇用者数変化 [前月比]
　・　９/６（金）　21:30　失業率
　・　９/６（金）　21:30　平均時給

９月にはFOMCがあります。トランプ大統領は利下げの
必要性を強く訴えていることと経済指標の結果によって
追加の利下げ発表があるかもしれません。追加の
利下げが発表があればアメリカの株価は上昇するかも
しれませんが為替は円高方向に向かい、日経平均株価は
下がる可能性があります。