株式&為替
2020年4月13日~4月17日の日本株と為替の状況をまとめます。
日経平均株価
・ 高値:19,922円
・ 安値:19,014円
・ 値幅:908円(高値-安値)
・ 始値:19,312円
・ 終値:19,897円
・ 変動:+585円(終値-始値)
為替(米ドル)
・ 高値:108.506円
・ 安値:106.913円
・ 値幅:1.593円(高値-安値)
・ 始値:108.435円
・ 終値:107.563円
・ 変動:-0.872円(終値-始値)
今週の状況
国際通貨基金(IMF)から世界経済の成長率がマイナス
3.0%と予測をだしました。特に先進国のマイナスが
大きい予測で、かろうじて中国のみ若干のプラスの
予測です。このIMFの予測が発表され株価が下がる
局面はありましたが、織り込み済みのためか市場に
大きな影響はないようにみられます。
4月7日に7都府県に緊急事態宣言が出された直後に
愛知県と京都府から緊急事態宣言の対象地域に加える
要請を出されました。この要請と緊急事態宣言の
1週間の経過をみて7都府県から移動する動きを
制限する目的で全国を対象に緊急事態宣言が出され
7都府県に加えて北海道、茨城県、石川県、岐阜県、
愛知県、京都府の6都道府県の13都道府県を
「特定警戒都道府県」として位置づけられました。
アメリカは最多の感染者数と志望者数を出しましたが
感染者の増加率は減り始めピークは過ぎたとみられ
トランプ大統領から感染者の少ない地域から経済活動を
再開する指針が示されました。トランプ大統領は秋に
選挙を控えていることから経済活動を再開して
株価を戻し失業者を減らすことを急ぎたいようです。
日経平均株価は20,000円に届きませんでしたが上昇は
続けており下落局面では日銀のETF買いに支えられて
いました。NYダウも上昇を続けています。
来週の見通し
日本は緊急事態宣言のなか、自粛を続けておりますが
世界的にみると徐々に終息にむかってきています。
株価と為替は、まだ上昇の余地はありそうですが
テクニカル的にみると、そろそろ下落の押し目の上昇が
ひと段落するとみる意見もでてきています。
この記事へのコメントはありません。