9月18日にアメリカで米連邦準備理事会(FRB)が
米連邦公開市場委員会(FOMC)を開催しました。
FOMC
今回のFOMCで注目されていた政策金利の引下げは
市場の予想通り0.25%の下げ幅でした。市場にとって
特にサプライズはありませんでした。NYダウは微増で
終了しましたが翌日の日経平均株価は約100円の株高で
為替は0.5円程度の円高方向に進みました。
今後の金利政策についてはFOMC内でも意見が割れており
年内に利下げするべきとしている人が7人、現状維持が
5人、利上げするべきとしている人が5人となって
います。
今回の利下げに関してトランプ大統領は納得しておらず
さらなる大幅な利下げを要求しています。
トランプ大統領は0%近く、もしくはマイナス金利と
するべきと発言しています。
日銀の金融政策決定会合
19日に開催された日銀の金融政策を決める会議では
7月に現状維持を決定しました。長期金利目標を0%、
短期金利をマイナス0.1%のまま据え置かれています。
各国が金利の引下げを実施する中、日本は利下げする
金利がありませんので、しばらくは現状維持が続く
見込みですがマイナス金利の幅を広げるということは
あるかもしれません。
FRB並びに欧州中央銀行(ECB)も引き続き利下げを
続けていますので、今後も利下げの流れは続く
見込みです。
この記事へのコメントはありません。