株式&為替

2020年３月16日～３月20日の日本株と為替の状況をまとめます。

日経平均株価

　・　高値：17,785円
　・　安値：16,358円
　・　値幅：1,327円（高値－安値）
　・　始値：17,586円
　・　終値：16,552円
　・　変動：-1,034円（終値－始値）

為替（米ドル）

　・　高値：111.507円
　・　安値：105.145円
　・　値幅：6.362円（高値－安値）
　・　始値：107.049円
　・　終値：110.930円
　・　変動：+3.881円（終値－始値）

今週の株価

　【日経平均株価】
　　・　３月16日　　- 429円（-2.46%）
　　・　３月17日　　+ 9円（+0.06%）
　　・　３月18日　　- 285円（-1.68%）
　　・　３月19日　　- 174円（-1.04%）
　【NYダウ（ドル）】
　　・　３月16日　　-2,997（-12.93%）
　　・　３月17日　　+1,049（+5.20%）
　　・　３月18日　　-1,339（-6.30%）
　　・　３月19日　　+ 189（+0.95%）
　　・　３月20日　　- 914（-4.55%）

今週の状況

日経平均株価は日銀や年金機構のETF買いが多く
入ったため株価の大きな下落はみられませんでした。
ただ日銀はETF経由で株を購入しますのでTOPIX銘柄に
買いが集中して日経平均株価とTOPIXの割合を示す
NT倍率が下がっています。日経平均株価は下げ止まって
いるようですが市場の流れは下落であることに変わりは
なさそうです。

アメリカのNYダウは月曜に史上最高の下落率の12.9%を
記録し2,997ドルの下落幅になりました。取引時間中は
3,000ドルをこえる場面もありました。その後は上昇、
下落を繰り返しながらも下げていき20,000ドルを
割り込む場面がみられました。

為替は円安方向に進んでいき再び110円を回復して
いきました。このままいくと急落前水準の112円まで
伸びるかもしれません。ドル円がここまで円安に
進んでいる要因としてレバレッジをかけたドル建ての
資産の証拠金とするために市場でドル買いによるものと
いうのが大方の見方のようです。

週明け早々からFRBによる１%の緊急利下げが発表され
日銀の緊急会合という異例の対応がありましたが
市場参加者の受け止め方は冷ややかで大きな反発は
みられませんでした。

来週の見通し

株価の値動きの荒さは一時的に収まってくるかも
しれませんが各国の政府の対応、コロナウイルスの
拡大の仕方次第で過敏な反応を示しそうです。