FRBの利下げ
アメリカの中央銀行であるFRBは17日と18日の2日間で
FOMCを開催して利下げを予定していました。この予定を
前倒しして本日に政策金利を1%の引下げを会見で
発表しました。この引下げによって3月3日の引下げと
併せて政策金利は0~0.25%となります。
リーマンショック時と同様にゼロ金利政策となります。
また国債などを買入れる量的緩和も実施していくと
発言がありました。
日銀の会見
上記のFRBの発表があり日銀も今週に政策決定会合を
予定していましたが前倒しで16日の13時から実施され
黒田総裁の会見がありました。
内容としては購入予定額を現在の6兆円から12兆円に
CPや国債の買入によって資金供給を実施していくと
発表がありました。REITについても年間の購入額を
900億円から1,800億円に引上げる予定です。
政策金利の利下げはすでにマイナス金利に入っている
ためか深堀りはしない方針です。
緊急で実施された会合と政策内容を踏まえて株式市場は
一時、200円ほどの株高になる場面もみられましたが
15時の引けに近づくにつれて株価は下落を続け前日比
429円の株安となり日経平均株価は17,002円という
節目を守る価格で引けました。
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