韓国に対する半導体輸出の優遇中止

  • 2019.7.5

日本政府は7月1日に韓国に対して半導体に関する
製品の輸出の優遇措置を中止する発表をしました。

半導体に関する製品は以下の3つです。
 ・ フッ化ポリイミド
 ・ フッ化水素(エッチングガス)
 ・ 感光体(レジスト)

一部、メディアによると韓国に輸出規制などと輸出を
禁止する報道がされていますが、これは誤りです。

韓国は「ホワイト国」という輸出に関する優遇措置を
受けられる国に指定されていましたが、この指定を
外れることになったために通常の許可制に戻ることに
なりました。禁輸というわけではありません。

これまでは韓国は3年間ごとに申請をして製品に対して
個別の許可を必要とすることなく輸入していましたが
今後は輸入するたびに約90日間の審査があります。
韓国としては輸入が不可能になるわけではなく
プロセスが追加になる変化です。

韓国とは徴用工問題や慰安婦問題、日本の自衛隊機へ
レーダーを照射した問題などがあります。
韓国側はこれらの問題に対する報復行為だと捉えて
いますが日本政府は報復の意図はないとしています。

韓国側はWTO(世界貿易機関)に提訴することも視野に
入れているとしてますがホワイト国から外れるため
当然の措置といえるため日本にとって問題はないと
考えられているのが大方の見方のようです。

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