先月から貿易に関して問題になっている韓国を
ホワイト国から除外しました。
ホワイト国から除外
貿易において日本が簡易な審査で輸出できる国を
指定する「ホワイト国」。このホワイト国から韓国を
外すことが閣議決定されました。先月の半導体関連の
輸出優遇措置の解除に続いて食品と木材を除いた
多くの品目で審査を必要とします。
これらの措置はあくまで審査を経て輸出をするという
手続きをするだけで禁輸ではありません。
韓国の対応
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は日本の
ホワイト国除外決定を受けて、日本の対応を強く
非難しました。韓国も日本を優遇対象国から除外し
輸出管理を強化すると表明しました。ただ管理を
強化する具体的な品目はまだ決まっていません。
またWTOへ提訴する準備も進めています。
前回のWTOの一般理事会で、韓国に賛同する国は
いなかったことから提訴されても、それほど大きな
影響はないかもしれません。
日米韓会談
日韓の対立が進む中、バンコクにて河野外務大臣と
韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相とアメリカの
ポンぺ御国務長官の3人で会談されました。
30分ほどの会談で日韓が前向きに進むように
促したいとありましたが具体的な方法は示されず
特に進展はありませんでした。
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