株式&為替

2020年２月24日～２月28日の日本株と為替の状況をまとめます。

日経平均株価

　・　高値：22,950円
　・　安値：20,916円
　・　値幅：2,034円（高値－安値）
　・　始値：22,949円
　・　終値：21,142円
　・　変動：-1,807円（終値－始値）

為替（米ドル）

　・　高値：111.682円
　・　安値：107.509円
　・　値幅：4.173円（高値－安値）
　・　始値：111.270円
　・　終値：108.073円
　・　変動：-3.197円（終値－始値）

今週の状況

先週に引き続きコロナウイルスの拡大が続いています。

日本で死者、陽性患者が増えている現状を鑑みて
安倍首相が27日の夕刻に全国の学校を春休みまで
休校にする要請をしました。→　参考記事

金融市場も今週は大きく下落しました。
日本の株式市場は値幅が2,000円を超え日経平均株価は
21,000円を割込みました。
投資企画のインバースは20,000円を超える含み損を
抱えていましたが一転、10,000円程度の含み益に
変わりました。
アメリカの株式市場も大幅な下落しています。
24日、NYダウは下げ幅が1032ドルとなり歴代３位に
なりました。さらに26日は1190ドルと過去最大の
下落幅を記録しました。
下落幅は過去最高ですが下落する割合としては
１日に３％超の下落になりますのでブラックマンデーの
８％と比べると、それほど大きくはありませんので
もう少し市場の様子を見る必要がありそうです。

為替については111円台後半から107円台まで約４円の
下落となりました。先週は大幅に円安が進み一時期
111円台まで円高が進み、急騰前の水準に戻す週になり
また110円を超える展開は難しい状況です。

日本に対する旅行客が激減し、経営破綻している
宿泊施設や企業が徐々にでてきています。
このまま、状況が改善しない間に倒産する企業が
増えてくると、いよいよ景気後退が現実味を
帯びてくるかもしれません。

来週の見通し

今週の大幅な下落の流れを引き継いで、もうしばらくは
下落が続きそうです。２月の第３週は１週間すべて
下落となりましたので、来週はどこかで下げ止まる
タイミングがあるかもしれません。

NYダウは週末も下落しており日本株も、その流れを
引き継げば月曜は引き続き大きく下落する見込みです。

コロナウイルスに関する打開策が発表されるまでは
上昇の兆しは見えづらそうです。