株式&為替
2019年9月2日~9月6日の日本株と為替の状況をまとめます。
日経平均株価
・ 高値:21,241円
・ 安値:20,554円
・ 値幅:687円(高値-安値)
・ 始値:20,625円
・ 終値:21,199円
・ 変動:-574円(終値-始値)
為替(米ドル)
・ 高値:107.232円
・ 安値:105.737円
・ 値幅:1.495円(高値-安値)
・ 始値:105.907円
・ 終値:106.897円
・ 変動:+0.990円(終値-始値)
今週の状況
9月2日はアメリカが祝日であったため米国株式市場は
休場で週明けは値動きの少ない相場でした。今週は週の
後半にかけて世界情勢に動きがありました。
まずは香港で多くの人が参加していた大規模デモの
原因である「逃亡犯条例」の撤回が発表されました。
デモ隊は今回の撤回発表を受けて遅すぎた決断として
政府の対応に不満を持っています。デモ隊は条例の
撤回以外にも1人ずつに選挙権を要求したりといくつか
要求事項があり引き続き活動を続けていく見込みですが
空港を封鎖したりする大規模な活動はいったん収束に
向かうかもしれません。
2点目はEUから離脱を目指すイギリスです。
ジョンソン首相は合意なき離脱も含めて10月末で必ず
離脱すると宣言していましたが下院で合意なき離脱を
認めない法案が可決されました。ひとまずは合意なき
離脱はさけられました。EUは妥協案を検討することは
ないと宣言しているため10月末で合意なき離脱が
なければだいぶ先になるかもしれません。
3点目はアメリカと中国の貿易協議を10月に再開すると
発表がありました。9月1日にアメリカは追加関税を
かけて中国は対抗措置をとっているため10月に実際に
貿易協議が再開されるまでは分かりませんがひとまず
協議再開ということで金融市場は前向きにリスクオンの
動きになってきています。
これらの情勢回復によって日経平均株価は21,000円を
回復して為替も一時107円台に入りました。
来週の見通し
来週は大きなイベントはありませんので、それほど
大きな値動きはなさそうで、9月1週の値動きを引継ぎ
株価は少し上昇し為替も円安方向に進むのではと
思われます。来週は値動きが安定しそうですので
買い時を探しながら投資企画の商品を購入します。
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