参議院選挙と株価

  • 2019.7.21

今日は参議院選挙の投開票日です。
事前予想通り、自民党が議席の過半数を獲得しました。
安倍首相から消費増税を実施して10%になると
今後、10年間は消費増税の必要はないとコメントが
出されました。安倍首相の任期期間中は10%より
高くなることは現時点ではなくなりそうです。

参議院選挙、株価に無関係

参議院選挙の後は株価が下落しやすいです。
そもそも参議院議員の任期は6年で、選挙が3年に
1回ずつ実施され議員の半数ずつが入替えになります。

参議院選挙は定期的に実施されるということです。
この実施時期は7月に実施されます。
過去の参議院選挙の一ヶ月後の株価は下落しています。

一見すると参議院選挙の後は株価が下がると
考えられそうですが7、8月は海外の機関投資家が
夏休みに入り市場参加者が減り株価が下落しやすい
「夏枯れ相場」と比喩されています。

また参議院選挙は時期が固定されているため投資家は
選挙を予定した投資計画を立てやすく事前予想から
大きな変化がなければ、市場に大きな影響は
及ぼしづらいと考えられます。

逆に衆議院選挙は解散する時期が読めないため株価に
影響しやすいという特徴があり、選挙後は株価が
上昇しやすいです。

2019年、参議院選挙後

通常の参議院選挙後は8月に向かうにつれて株価が
下がっていくのが過去の値動きです。今回は自民党が
議席を過半数、獲得したことにより消費増税は
確定したといえます。さらにトランプ大統領が来日時に
発言した選挙後に貿易に関して言及すると発言して
いました。もう1点、日韓の貿易問題も含めると
3点、大きなリスクがあります。このリスクを含めると
通常より大きな下落になるかもしれません。

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