投資か繰上げ返済

  • 2019.7.2

株や投資信託などの金融商品で投資すると配当金や
分配金でリターンを得られます。
またローンなどの月々、返済する借入れを前倒しで
返済する繰上げ返済をすると支払うはずの利息を
支払う必要がなくなります。繰上げ返済は返済する
金額が投資資金で支払うはずの利息を支払わなくて
済む金額をリターンと捉えることができます。

繰上げ返済

例えば2,000万円で残り20年で年利1.5%の借入れが
あるとして50万円の繰上げ返済(期間短縮方式)を
したとすると約17万円分の利息を支払わずに済みます。

これは20年でリターンを計算すると約1.7%という
数字になります。投資にすると少し低い利回りに
思えるかもしれませんが、繰上げ返済には金融商品の
価格変動リスクがありませんので、必ずリターンを
得られるうえに損をすることがないというのは
大きなメリットです。

住宅ローンに限らず自動車のローンや奨学金なども
対象になりますので、借入れのある人は投資の前に
繰上げ返済も選択肢の1つに入ります。

繰上げ返済の適する時期

繰上げ返済をするかどうかの判断の1つとして
景気に着目してみます。先ほども触れましたが
投資商品には価格変動リスクがあります。
つまり好景気のときに金融商品を買ってしまうと
価格が下落する可能性が高いです。それに対して
不景気のときに購入すると価格も安く長期的に
保有していると値上がりの期待もできます。

まとめ

好景気時には繰上げ返済でリスクなしでリターンを得て
不景気時には金融商品を購入して配当などのリターンを
得ながら好景気を待って値上がり益も狙っていくのが
おすすめです。

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