アメリカがメキシコに対して6月10日から関税をかけることをトランプ大統領が発表しました。
メキシコからアメリカに不法に入国する不法移民対策が不十分として制裁関税をかける見通しです。
関税は以下の通り段階的に上がっていきます。
・ 6/10 → 5%
・ 7/1 → 10%
・ 8/1 → 15%
・ 9/1 → 20%
・ 10/1 → 25%
メキシコには日本の自動車メーカーの工場があり完成した自動車はメキシコから
アメリカに輸出されるため自動車に関税がかかるため日本企業も
影響が出る可能性があります。
5月31日の日経平均株価は続落して341円安の20,601円で引けました。
2月8日以来の安値となりました。
トランプ大統領は公約であるメキシコの不法移民の対策に目途が立っていません。
メキシコとの国境に壁を建設する計画が頓挫しているため関税をかけることとしていますが
不法移民対策が機能すれば関税は解除するとも発言しています。
ただし、これまで解決していなかった不法移民対策がすぐに解消するのは難しいと思われますので
来週の株式市場、為替市場は荒れるかもしれません。
為替も4ヶ月ぶりに108円台まで円高が進んでいます。
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