米中貿易摩擦によって様々な国の企業で影響が出てきています。
中でも中国企業の通信大手ファーウェイに対して圧力が強まっています。
日本の携帯電話大手のNTTドコモ、ソフトバンクさらに格安スマホのLINEモバイルが
ファーウェイの携帯電話の取り扱いを見合わせています(発売延期、予約受付中止)。
アマゾンジャパンもファーウェイ製のスマートフォンなどの直販(第三者の販売に規制はない)を停止しています。
また海外企業についてもGoogleがOSやその他のソフトウェアの提供について検討していたり
イギリスの半導体大手のアーム(ソフトバンクグループ)がファーウェイへの提供を停止します。
半導体はOSやソフトウェアについては代替することが難しい側面があります。
中国企業の成長が停滞すれば日本の景気にも影響が出るとされていますので
米中の貿易協議に関しては今後も注視が必要です。
本日の日経平均の最安値は節目の21,000円を割ることがありましたが少し、戻し始めて21,000円を回復しています。
為替については昨日から少しずつ円高方向に動いており、こちらも節目の110円を割り込み109円台を推移しています。
明日(5/25)、トランプ大統領が来日して安倍首相と会談します。
その会談によって貿易に関する条件などが示されれば日本企業にも打撃となる可能性が少なくありません。
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