ロシア、ウクライナ情勢

  • 2022.3.18
開戦から現状の出来事

 ・ 2/24 ウクライナへロシアが軍事侵攻開始
 ・ 2/26 SWIFTからロシアを排除
 ・ 3/04 ロシアでVISA、MASTERの業務停止
 ・ 3/04 ロシアがウクライナの原発を攻撃
 ・ 3/08 米国がロシア産の原油、取引停止
 ・ 3/08 ロシアでマクドナルド、スタバ業務停止
 ・ 3/18 ロシア、債券の利払いをドルで実施

ロシアがウクライナに軍事侵攻を始めて世界の株価は
下落を続けています。停戦交渉が複数回にわたって
実施されていますが今のところ停戦に至っていません。

各国の対応として、まず国際金融システムのSWIFTから
ロシアを除外することで、ロシアの通貨ルーブルと
他の通貨との交換を制限する経済制裁が行われました。
この制裁によりルーブルの価値はドルに対して大幅に
下落しています。侵攻前は1ルーブル70ドルほどで
推移していたのに対して1ルーブル130ドルまで下落し
現在は取引停止している金融機関がほとんどです。

国としての対応も行われながら各国の企業もロシアから
撤退する動きが続いています。クレジットカードの
VISA、MASTERをはじめマクドナルドやスターバックスと
いった飲食業も徐々に営業を停止しています。
この企業の動きに対してロシア側は撤退する企業の
土地や社屋を接収する法律を作り反発しています。

またルーブルと通貨の交換ができなくなったことに
より懸念されていたドル建てロシア国債の利払いが
不可能になるというのは3/18の分はドルで支払われ
回避されました。ただロシア側は、こういった各通貨の
利払いの支払いをルーブルで実施できる法律を作って
対抗していますが、これはロシア国内で収まる問題では
ないため今後、支払い不能になった場合にロシアが
デフォルトする懸念が出てきています。

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