2020年3月第4週 株式&為替の状況

  • 2020.3.28

株式&為替

2020年3月23日~3月27日の日本株と為替の状況をまとめます。

日経平均株価

 ・ 高値:19,564円
 ・ 安値:16,480円
 ・ 値幅:3,084円(高値-安値)
 ・ 始値:16,570円
 ・ 終値:19,389円
 ・ 変動:+2,819円(終値-始値)

為替(米ドル)

 ・ 高値:111.714円
 ・ 安値:107.739円
 ・ 値幅:3.975円(高値-安値)
 ・ 始値:110.790円
 ・ 終値:107.945円
 ・ 変動:-2.845円(終値-始値)

今週の株価

 【日経平均株価】
  ・ 3月23日  + 334円 (+2.02%)
  ・ 3月24日  + 1,204円(+7.13%)
  ・ 3月25日  + 1,454円(+8.04%)
  ・ 3月26日  - 882円 (-4.51%)
  ・ 3月27日  + 724円 (+3.88%)
 【NYダウ(ドル)】
  ・ 3月23日  - 582(-3.04%)
  ・ 3月24日  +2,113(+11.37%)
  ・ 3月25日  + 496(+2.39%)
  ・ 3月26日  +1,352(+6.38%)
  ・ 3月27日  - 916(-4.06%)

今週の状況

株価は、上昇し為替は円高方向に進む展開でした。
日経平均株価は3,000円ほど値を戻しましたが
20,000円の回復には届きませんでした。金曜日に
3月の権利確定日でさらに上昇しました。
NYダウも量的緩和が好感されているのか20,000ドルを
回復しました。ただ下落の一時的な押し目の可能性も
あり下落していくという見方も多いです。

為替は円安が一服し折り返してきました。週の半ばまで
111円後半のラインで何度も跳ね返されて107円台まで
円高が進んでいます。下落トレンドにシフトしていると
判断できる指標もありますが、まだ来週まで様子を
みる必要がありそうです。

主な出来事として安倍首相とIOCのバッハ会長が
オリンピックの延期を決めたことと日銀のETF買いが
金融市場にとって好材料となったようです。
逆に東京都を中心にコロナウイルスの感染者が1日に
40名をこえており小池都知事が緊急会見し週末の
行動自粛、周辺県間の移動も控えるように発表が
ありました。

アメリカのニューヨーク州で感染拡大が続いており
アメリカ全土で感染者10万人を突破し世界で17%を
占める割合まで増加しています。

来週の見通し

日本は月曜日に配当と優待の権利落ち日を控えて
いますので下落で始まる見込みです。また週末に
不要不急の行動を自粛するように呼びかけがあり
コロナウイルスの感染がどのくらい拡大するのかで
市場の受け止め方が変わってきそうです。

アメリカで2兆ドルの経済対策が議会で可決しました。
この対策が市場で好感されればNYダウがさらに上昇の
可能性もありますが現状の下落相場で、下落前水準に
戻す可能性は低そうです。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。