2020年3月第1週 株式&為替の状況

  • 2020.3.7

株式&為替

2020年3月2日~3月6日の日本株と為替の状況をまとめます。

日経平均株価

 ・ 高値:21,719円
 ・ 安値:20,613円
 ・ 値幅:1,106円(高値-安値)
 ・ 始値:20,849円
 ・ 終値:20,749円
 ・ 変動:-100円(終値-始値)

為替(米ドル)

 ・ 高値:108.578円
 ・ 安値:104.983円
 ・ 値幅:3.595円(高値-安値)
 ・ 始値:107.423円
 ・ 終値:105.373円
 ・ 変動:-2.050円(終値-始値)

今週の状況

今週も金融市場は株価、為替ともに値動きの激しい
展開となりました。日経平均株価は21,000円を
割込みました。日銀の黒田総裁が談話を公表してから
日銀のETF買いの購入金額が703億円から1,002億円に
なりました。ただ株価の下落を抑えることはできず
20,000円台で推移していました。

為替は円高方向に進み一時期、105円を割込み
104円台をつけました。金曜日は翌日から週末を
挟むため利益確定の買いが入ることも多いですが
それほど円安は進まず105円のラインを割らずに
0.5円ほどの反発で引けました。

月初めの週であったため米国の重要な経済指標の
発表があり発表直後は多少の動きがありましたが
トレンド転換するような展開にはなりませんでした。
ただ大統領選を左右するスーパーチューズデーの
発表は市場に好感され株価を押し戻す結果でした。

急落時によく知られるVIX(恐怖)指数は20を1つの
目安とされていますが今回は50を超えました。
リーマンショック時は約80くらいの数値でした。

来週の見通し

NYダウが下落で引けたことから週明けの日経平均株価も
下落で始まる見通しです。為替も引き続き円高方向に
進んでいく流れは止まりそうにありません。

日経平均株価は20,000円の割込むかもしれません。
為替は105円を割込みそうですが104.5円あたりに
抵抗帯があるとみられこれまでに3回ほど反発しており
ここで跳ね返る可能性もありますが、今回の円高勢いは
非常に強いので、このまま割り込んでいく可能性は
十分、あります。

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