金融資産別の階層構造

  • 2019.12.8
富裕層の定義

多額の資産を保有している人を富裕層とよびます。
富裕層という言葉に明確な定義はありませんが
野村総研で下記のような区分分けをしています。

富裕層になるシミュレーション

富裕層は1億円以上の金融資産を保有しています。
例えば大卒(22歳)で30年間をかけて1憶円を
保有すると仮定すると1年間に約333万円を毎年
貯金していけば可能です。1ヶ月に換算すると
約27万円を貯める計算になります。

新卒の給料は概ね1ヶ月20万円ほど、40代~50代の
給与を50万円とすると平均して1ヶ月に35万円の
給与になります。35万円から27万円を貯蓄するには
実家暮らしで家賃や光熱費がかからず結婚せず車を
持たずに生活すれば実現できそうです。

貯金のみで1億円を達成するのは、制限が多く
現実的ではなさそうです。それでは年利5%で複利で
運用する場合は1年間で180万円、1ヶ月で15万円で
27年間で1億円に届きます。15万円を
毎月、拠出するのも簡単ではありませんが、これだけの
長期間であれば積立てて金利や分配金を得るだけでなく
キャピタルゲインを狙うタイミングもありそうです。
そう考えるとさらに期間を短縮したり月々の積立額を
減らす余地はあります。

1億円の富裕層になるために投資は効果的であり
複利の効果は大きいことが分かります。

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