決算短信の基本

  • 2019.7.19

7月の下旬は4月から6月末(第一四半期)の
決算資料である「決算短信」が発表されます。

この決算短信は大きく3つの資料から構成されます。
 ・ 損益計算書
 ・ 貸借対照表
 ・ キャッシュフロー計算書

これらの資料は会社のウェブサイトで公開されていて
誰でも閲覧可能で株価に直接、影響を与えます。

損益計算書

損益計算書とは期間内の利益、損失を示す書類です。
最も重要な項目は以下の2つです。
 ・ 売上
 ・ 粗利益(税引前利益)
売上から原価を引いたものが粗利益です。

利益率 = 粗利益 ÷ 売上

この利益率を高く保つことができる企業は優良であると
いえます。ある期間だけ高い場合は、その期間に何が
起きて、その数字が出たのかを確認すべきです。
逆にある期間だけ極端に低くなっているときも原因を
確認して内容によっては価格が落ちたことを
投資機会にできるかもしれません。

貸借対照表

貸借対照表はある時点の財政状況を示す書類です。

純資産 = 資産 - 負債

純資産は企業にある現金や株式などから借入を
引いた残りです。利益を純資産で割った求められる
ROE(株主資本利益率)は企業が利益を効率よく
使えているかをみることができます。
ROEは高ければ高いほど良い企業といえます。

キャッシュフロー計算書

キャッシュフロー計算書は決算期間の営業成果を
示す書類です。
キャッシュフロー計算書は3つの項目に分かれます。
 ・ 営業活動のキャッシュフロー
 ・ 投資活動によるキャッシュフロー
 ・ 財務活動によるキャッシュフロー
これら3つの項目を通算するとキャッシュの増減を
知ることができます。
利益を出せている企業は営業活動のキャッシュフローが
プラスになり、投資活動と財務活動の2つの
キャッシュフローがマイナスになります。
営業活動のキャッシュフローがプラスというのは利益を
出せているということで、土地や設備を購入すると
投資活動のキャッシュフローがマイナスになります。
株主に対して配当金を支払ったりすることで財務活動の
キャッシュフローがマイナスになります。
慣れないうちはプラスとマイナスを確認するだけでも
意味があるといえます。

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