エントリーする際にロット数を分割してポジションを
持つことで相場に柔軟に対応することが可能です。
単純なポジションの分割
ポジションの分割の単純な方法としてエントリーする
ロット数を2つ、3つに分割する方法です。例えば
10万通貨でエントリーする場合5万通貨のポジションで
エントリーします。
想定通りの方向に動いた場合、利益確定を考えることに
なります。インジケータやチャートの形をみると
まだ利益が伸びそうでも、押し目をつけながら進んで
いきます。押し目をつけそうなときにポジションを
1つ利益確定し、もう1つをそのまま保有し続けます。
こうすることで、押し目をつけて伸びる場合は半分の
ポジションの利益が伸び続けます。想定と異なり
押し目ではなく転換点となり逆に進む場合は建値で
決済することで半分、利益を得ながら、もう半分は
損益0で終えることができます。
つまり利益を追いながら守ることもでき柔軟な判断を
選択することができます。
場所の分割
上昇、下落の予兆がありエントリーを考えるときに
ひきつけてからエントリーしたい場合があります。
予兆でポジションを1つ持ち、実際に想定通りの
値動きをしたら、さらにポジションを入れるという
方法です。
この方法は予兆で入れる「試し玉」と想定通りに動いた
ときに入れる「本玉」というようにポジションを分けて
エントリーします。試し玉と本玉の割合を均等でなく
本玉に大きい割合を持たせることも異なります。
まず試し玉を入れる意味として想定よりも早く利益が
伸びていった場合、本玉を入れるタイミングが
なかったとしても利益を得ることができます。また
想定通りに動かなかった場合にも損切りを小さく
収めることで損を小さく機会損失を防げます。