FXの取引は株式投資と異なり取引時間が長いです。
月曜日の07時～土曜日の06時まで取引することができますが
時間帯によって値動きの仕方が変わってきます。

主要な時間帯

為替市場において規模の大きな市場は３つあります。
　・　日本市場（東京時間）
　・　ロンドン市場（欧州時間）
　・　ニューヨーク市場（ニューヨーク時間）
これら３つの市場の開く時間は取引量が多く値動きの幅が大きくなります。

東京時間

東京時間は08時～15時で日本企業の輸入出関連で米ドルと円の取引量が増えます。
金融機関はその日に取引する為替レート（仲値）を09時55分に決定します。
ゴトー日という５日、10日、15日、20日、25日、30日には
企業が輸入出で米ドルと円の両替が多く起こり値動きが大きくなりやすいです。

欧州時間

欧州時間は16時～21時で欧州の株式市場が開きユーロの取引量が増えてきます。
実際にはロンドン市場が開く17時から取引が活発になります。
欧州時間に入ると東京時間のトレンドが転換することも多くなります。
東京時間の高値、安値を超えると新しいトレンドができやすいです。

ニューヨーク時間

ニューヨーク時間は21時～翌日のの06時です。
この時間帯が最も値動きが大きいです。また米国の経済指標の発表があり
経済指標の結果が予想と大きく異なれば値が乱高下し読みづらくなります。
また00時には東京時間の仲値と同様にロンドンフィックスが決定しますので
ユーロやポンドの値動きが大きくなります。

夏時間

米国は3月の第2日曜日の午前2時から11月第1日曜日の午前2時まで１時間、遅くなります。
この時間帯を夏時間といいます。夏時間の間は土曜日の07時まで取引することができます。

※上記の時間帯はすべて日本時間です